昔からよく、「相続が三回続けば全財産がなくなる」と言われます。
なぜ相続が続くと全財産がなくなってしまうのか。。。
その原因は相続税にあります。
実際には、最高税率が適用されるほどの大きな遺産があるような相続が三回続いても「全財産」はなくなりませんが、「ほとんど」の遺産が税金として消えてしまうのも事実です。
このような恐ろしい事実がある一方で、多くの方が「うちには財産がないから相続税なんて関係ない。」と思われているのも現実です。
それを裏付けるように、数年前の国税庁の発表では、相続税を納めないといけない相続が発生しているのは、全体の約4%程度でした。その結果からすると多くの方が相続税と無縁のように思われます。
ただ、安心するのは早すぎます。
今後相続税の大きな税制改正が行われる予定で、すでに相続税の増税時代が始まったと言っていい状態です。
相続税の税制改正によって、いままで相続税と無縁であった一般的なサラリーマン家庭においても、相続税を納めなくてはならない事態が起きるようになる可能性も十分にあります。
負担の大きい相続税をどうすればいいか?
それは、相続税対策を施す以外、方法はありません。
相続税対策は、長期に渡り計画的に対策を施すことによって大きな効果が期待できます。
逆を言うと、相続が発生してから相続税対策をするのは遅いということになり、手の付けようがなくなってしまいます。
少しでも相続税に対して不安があれば、いち早く相続税対策の準備を始めることをお勧めします。
しかし、相続税対策だけが、相続対策ではありません。
「納税資金対策」と「遺産分割対策」もとても大事な対策になります。
これら3つの大事な対策の一つでも怠ると、相続が途端に『争族』になりかねません。そうならないためにも、一刻も早い準備をお勧めします。
長ければ数十年にも渡る相続対策。
信頼できるパートナーを見つけることが不可欠です。
- 相続対策が必要となる方
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- ご両親が地方に自宅を所有しているが、両親以外はその自宅に居住する予定はない方
- 流行のサラリーマン大家として投資不動産を所有されている方
- ご両親がオーナーとして事業を営んでいる方
- ご親戚が多額の金融商品や不動産を所有されている方
- お子様への効率的な財産移譲を検討されている方
- 国際的な相続問題にお困りの方
- 相続税に心配のある方 など